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雑記帳.WEB

雑多なことを雑然と。

神無月

「明日の4時、平田神社に来て」 秋も深まりつつある10月の放課後、僕は彼女に誘われた。彼女と僕は同級生ということ以外は特に接点はない。どうして急にそんなお誘いを受けたのか戸惑う僕を尻目に、長いおさげ髪が特徴的な彼女は教室を後にした。夕日のオレ…

サンダル

ある朝のことだった。いつものように出掛けようとすると、玄関先に見慣れないサンダルが一足置いてあった。黄色地にピンクのハイビスカス模様がプリントされたビーチサンダルだ。誰かのいたずらだろうか。それとも忘れ物か。その日はひとまずサンダルを家の…